【剣盾S27使用構築】カバザシオーガ【最終741位/1838】

初めまして、アベイラと申します。

 

ポケモン剣盾ランクバトルS27お疲れ様でした。

今回、初の最終3桁の成績で終えることができたので記念に構築記事を書きました。

最後まで見て頂けると幸いです。

 

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◆結果

TN:Abeee 最終741位 最終レート1838

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◆コンセプト

・伝説2匹のパワーを押し付ける

・初手or後発ダイマの双方から詰めを狙う

 

◆構築経緯

伝説が2匹使えるため、1匹目はダイマなしでパワーを出せる・相手のダイマへの強力な切り返しが可能で使い慣れているザシアン、2匹目はダイマした時にパワーのある伝説を使いたかったためザシアンと相性が良いカイオーガを軸とした。

この2匹では電気が一貫している且つヌケニンにも勝てないため、地面タイプでステロor砂ダメでヌケニンに勝てるカバルドンを採用。

相手のザシアンやコピーザシアン、ゴリランダー等に後投げが可能なクッション枠としてアッキの実サンダーを採用。

ラキヌオー等の受け回しを崩すために鉢巻悪ウーラオスを採用。

最後にこのままでは処理が難しいホウオウダイナに強く、カイオーガダイマを通すのが厳しい相手に刺さっていると考え珠ドラパルトを採用し構築が完成。

 

◆個別紹介

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ザシアン@朽ちた剣

性格:意地っ張り

特性:不撓の剣

努力値195(220)-239(220)-136(4)-×-137(12)-175(52)

技構成:巨獣斬/戯れつく/インファイト/電光石火

 

HB:霊獣ランドロス地震を確定耐え

      特化マンムー地震を15/16で耐え

      特化ウオノラゴンの先制エラがみを15/16で耐え

HD:黒バドレックスの眼鏡アストラルビットを確定耐え

      黒バドレックスの珠ダイホロウを確定耐え

A:余り

S:HDザシアン意識で最低限のS振り

 

本構築の軸その1。相手のダイマへの切り返しや大幅な削りを行う。カイオーガとセットで選出することが多いのでどちらを通すか考えながら立ち回った。

この環境ではメタモンが非常に多いという点からザシアンが剣舞してアドを取れる展開が少ないように感じ、サイクルの中でパワーを出せるようにHAベースで採用した。

最初はもう少し早いザシアンを使っていたが、終盤に最速ザシアンが増えているように感じたためSラインを落として火力を伸ばした。巨獣斬+電光石火で縛れる範囲を広げることもできたのでこれでよかったと思う。

インファイトは鋼勢への打点として打つ機会が多かったので採用して正解だった。

今回も麻痺による下振れはあったが、いつもよりは動いてくれた。偉い!

 

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カイオーガ@突撃チョッキ

性格:控えめ

特性:雨降らし

努力値:201(204)-×-111(4)-222(252)-161(4)-116(44)

技構成:潮吹き/雷/冷凍ビーム/熱湯

 

HBD:余り

C:特化

S:スカーフメタモンにコピーされた際に自分のザシアンが上を取れる

 

本構築の軸その2。ザシアンが不利をとるポケモンの多くに強い。このポケモンで雨を降らせることでザシアンへの炎技のダメージを抑えたり、日ネクの回復量を半減できる点も優秀。

ザシアンがダイマできないのでカイオーガダイマして強い型である必要があると思い、ミラーでなるべく不利を取らないようにする且つダイマでの打ち合い性能を高めるためにチョッキで採用。

特殊アタッカーとの打ち合い性能の高さは凄まじく、本来不利な珠サンダーや特殊の珠イベルタルとの打ち合いは勝つことができる。とにかくこのポケモンダイマを強く使えるようにすることを考えながら対戦していた。

Sラインはスカーフメタモンをザシアンで抜けるように遅めにしているが、この調整が活きたことはほぼ無かったのでもう少し早くしてもいいと思った。

熱湯は命中安定で追加効果が強力であるため採用した。最強の上振れポケモンだった。

 

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カバルドン@食べ残し

性格:慎重

特性:砂起こし

努力値:213(236)-132-147(68)-×-129(204)-57 ※S個体値11

技構成:地震/欠伸/ステルスロック/吹き飛ばし

 

HB:特化珠イベルタルのダイアークを確定耐え

HD:珠イベルタルのダイアークを確定耐え

S:最遅ラグラージ抜かれ

 

地面枠。この枠はランドロスマンムーガブリアスも試したが、ザシオーガでは無理なヌケニンに砂ダメとステロで対策ができる点を評価。他にも、初手に出してステロ欠伸で場を荒らしてからエースに繋ぐことができる、吹き飛ばしを絡めることで積みも対策しやすい等メリットは多く、かなり入れ得なポケモンだったと思う。

耐久ラインは物理・特殊両方のイベルタルにワンパンされないくらいまで確保すれば充分だと判断しHDベースでの採用。これで一応ラプラスの巨大旋律も耐えることができる。

持ち物は今回の調整ではオボンの実の回復量が活きる場面は少ないと判断し欠伸連打でHPを回復できる残飯を採用。

ラグラージとの欠伸展開で一方的に不利にならないようにSは調整した。

対戦ではほぼ毎月1回は使っていて信頼している1匹。今月も無難に強かった。

 

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サンダー@アッキの実

性格:図太い

特性:静電気

努力値:197(252)-×-150(252)-145-111(4)-120

技構成:暴風/放電/身代わり/羽休め

 

コピーザシアン対策兼クッション枠。ザシアンを使っている以上メタモンが重いので後投げが可能で静電気で麻痺も狙えるHBサンダーを採用。カイオーガ対策のゴリランダーにも強い。

ゴツメボルチェンサンダーも考えたが、ザシアン対面で居座って麻痺を狙う方がいいと判断し居座り前提でアッキの実持ちで放電を採用。身代わりは麻痺との相性がいいだけでなく低速低火力ポケモンに強引に居座ったり、変化技をシャットアウトしたり等してラストの詰めにも優秀だった。

アタッカー含め新環境でも相変わらず強かった。最強であり、最凶。

 

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悪ウーラオス@拘り鉢巻

性格:陽気

特性:不可視の拳

努力値:175-182(252)-121(4)-×-80-163(252)

技構成:インファイト/暗黒強打/ストーンエッジ/燕返し

 

ラキヌオーなどの受け回しやカイオーガ受けのナットレイ等を崩す枠。数ある受け崩しの中からゴーストの一貫を切るために悪ウーラオスを採用した。

ストーンエッジはホウオウやサンダーへの打点として、燕返しはダイジェットから全抜きを狙うために採用。ただし、ストーンエッジは殆ど打たなかったので歌うや欠伸を打たれてもワンチャン狙え、ダイウォール媒体になれる寝言でもよかったかもしれない。

困ったらこのポケモンに鉢巻持たせている気がするくらい信頼している。

 

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ドラパルト@命の珠

性格:意地っ張り

特性:すり抜け

努力値:179(124)-182(204)-96(4)-×-97(12)-183(164)

技構成:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/身代わり/竜の舞

 

H:10n-1

A:+1ダイホロウでH252B4ザシアンを13/16で確定1発(ステロ込みで確定1発)

BD:DL調整

S:準速130族抜き

 

ホウオウダイナやカイオーガを通しにくい相手に対しダイマを通していけると考え採用。このポケモンの初手ダイマで荒らしてからザシオーガやウーラオスを通していける展開も多かった。

崩しを狙いたいので火力重視で意地っ張り採用。Sは準速にしても最速ムゲンダイナは抜けないので準速を抜けるラインで留めて残りをHAに回した。

身代わりは相手の変化技や交代を起点にすることを想定して採用したが、あまり余裕が無かったのとダイマを身代わりで枯らすこともほぼ無かったので他の技に変えてもいいかもしれない(あるに越したことはない)。

上から高火力を押し付けることができてとても強かった。ドラパルトはダイマしている時が一番かっこいい!

 

◆選出パターン

相手によって変わるので多かったパターンのみ記載。

基本選出はオーガザシアンサンダーorカバ。

初手にオーガを置けない場合はザシアンから。

初手にカバを置ける場合はカバザシオーガorドラパ。

受け回しはドラパラオス@1。

 

◆キツかったポケモンや並び

ガマゲロゲ

 →カイオーガに強めなうえにアタッカーだとザシアンでもきつい。

・黒バドザシアン

 →上から高火力を押し付けられる展開が多くあまり勝てなかった。

ディアルガザシアンサンダー

 →気合いでザシアンを通すパターンが多かった。かなり不利。

 

◆感想

今回初めて最終3桁を達成することができとても嬉しいです。ポケモン対戦自体は5世代から細々とやっていましたがモチベーションが上がらず、ある程度やってそれで満足していました。Twitterを始めてからはモチベーションが上がり、1年前くらいから本気で取り組みはじめようやく最低限の結果を残せたと思っています。今回の結果で満足するのではなく、今後はもっと高みへ到達できるように頑張れたらいいなと思っています。

 

最後までご覧頂きありがとうございました。